日本赤十字社様を長年に渡り、国内外の医療救援にあたるスタッフに対して、IT関係の面でサポートしてまいりました。大災害時に国内海外を問わず、現場で傷病者の救援にあたるスタッフの使うパソコンやネットワークのトラブル対応や、野外病院で使う電子カルテの開発、派遣要員管理システムなど手がけてきました。
TOMBIの開発
Total Medical & Biochemical Infomation Systemは、大阪赤十字病院国際医療救援部の中出先生のご指導、ご協力のもと、緊急時の野外医療救援での迅速な記録、円滑な運営を目指して構想から10年以上開発を続けてきました。
- インターネットが使用できない環境下でも稼働できるローカルサーバでのデータ共有
- 薬品在庫管理との連動
- X線造影機器との連携
- 受付で再診者のバーコード入力
- 患者や薬品在庫の集計
- スタッフ管理
- 入退院管理
- 他言語対応 など
派遣要員管理システム
日本赤十字社には500人を超える海外へも医療救援に進んで出ていこうとする外国語習得資格を持ち、技能訓練を受けた、医師、看護師、薬剤師、事務員などが登録されています。突如起こる災害では、医療救援チームが派遣されますが、その時々の条件でメンバーを迅速に決める必要があります。そのような要員個人個人のデータを日々更新し、適したメンバーを絞り込む役割を担っています。
災育サイト制作
2021年夏休みに向けて、小学生とその保護者を対象に「さいいくサイト」を立ち上げました。多数の企画を盛り込むため、サイトは当社がWordprssで構築し、医療救援部の中出先生を筆頭にスタッフ様が忙しい日常勤務の中、コンテンツをアップして作り上げました。当社は、Wordpressではできない、課題ページをPHP+FileMakerで作り、また、技術的なサポートを行いました。
https://sai-iku.net/